今すぐ解決! 会社の鍵をなくした時の対処法

  • なくした
  • 会社

ロッカー・金庫・通用口といった会社の鍵の紛失は、他の社員や会社全体に迷惑を及ぼしかねないトラブルです。
焦って対処を誤ると後々過失を問われたり、業務に支障を与えてしまい損害賠償に発展することもあるので要注意!
今回は、会社の鍵をなくした時に取るべき行動、やってはいけないNG対処を紹介します。

1. 焦って動くと逆効果!やってはいけないNG行動

会社の鍵をなくした場合、失態を犯してしまった焦りからついNG行動に走る人が多いです。
錠前自体は壊れていないこともあり、「自己責任で何とか出来そう」と考えてしまうのでしょう。
ですが、会社で使っている鍵はあくまで「会社の財産の一部」。
対処を誤るとさらに深刻な事態を招きます。

自力で無理矢理開けるのはダメ!

鍵トラブルで一番やってはいけないのは、「自力で無理矢理こじ開ける」こと。
手先がちょっと器用だったり、日曜大工に慣れていたりする人が陥りやすいトラップです。
鍵の部品はとても精巧に出来ているので、傷を付けたり壊したりすると交換が必要になってしまいます。
会社に余計な損害を与えないためにも、自力で開錠することは絶対に避けてください。

会社に報告しないのはダメ!

失態がバレたくない一心で、会社には隠しておこうとする人もいます。
しかしすでに書いたように、会社の鍵は会社が所有・管理する財産です。
報告せずに放置したり、勝手に鍵屋に開錠・交換を依頼すると、不正侵入や盗難への危機管理体制に隙を作ることにもなります。
会社の鍵のトラブルは、まず何よりも「社内で情報共有する」ことが必要と覚えておきましょう。

想定リスクを少なめに見積もってはダメ!

不特定多数の人間が出入りする会社の鍵は、セキュリティに直接関わる重要アイテム。
なくした鍵が個人のロッカーのものであっても、金品が入っていない資料棚のものであっても、想定リスクを多めに見積もっておくことが危機管理のキーポイントです。
「どうせ大したものは入ってないから」などと悠長に構えていると、他の社員や会社全体の信用問題にまで発展し、思わぬ責任を問われるおそれがあります。

2. ここにあるかも?よくある鍵の発見場所・探す場所リスト

当社に依頼される鍵紛失の事例の中には、お客様の身近な場所で見付かったケースが多々あります。
しっかり探したつもりでも、盲点になりやすい場所が必ずどこかにあるものです。
どんな場所でなくした鍵が見つかりやすいか、どこを重点的に探すべきなのかを見ていきましょう。

身の周り

なくした鍵が最も見つかりやすい場所、それは「着衣や持ち物の中」です。
一度探したところでも繰り返し探ってみると、意外に早期発見出来る確率が高まります。
余談ですが、侵入先で身を隠すテクニックの一つに「一度捜索が入った場所に留まる」という方法があります。
「既に探しているから絶対にない」といった思い込みは、シーンを問わず捜索活動の大敵なのです。

・ポケットの中

浅いポケットやぴっちりした着衣のポケットは、底のほうまで手が届きやすくなっています。
ですが、ダブついていたり深く広いポケットでは底の物に触れないことも多いです。
他の物がたくさん入っている場合にも、指先の感覚だけで判断するため見逃すミスが多くなります。

・衣服の中

着衣の中に鍵を落として紛れ込むケースも少なくありません。
重ね着や、ポケットが多い服を着ている時は要注意です。

・カバンやバッグの中

手持ちのカバンやバッグの中に鍵を入れると、他の物に紛れ込んで見つけにくいことがよくあります。
また、収納スペースが細かく分かれているカバンなどは、入れたつもりのない場所に入ってしまうケースも多いです。

社内

会社にいて鍵紛失に気付いた場合、身の周りで見つからなければ社内をくまなく探してみましょう。

・デスク周り

デスクに置かれた物の陰に鍵が隠れていることもあります。
また、開けっぱなしの引き出しやゴミ箱、デスクとデスクの隙間などに落ちる可能性も考えましょう。

・作業スペース

製造現場や作業所などでは、デスクを持たず作業場所付近に私物を置く人がいます。
いつも鍵を置く場所の付近を、隅々まで探してみましょう。

・通路・階段

社内で立ち寄った場所や通った場所を思い出し、落ちていないか確認しましょう。
誰かが拾っていた場合、様子を見て知らせてくれるかも知れません。

・更衣室・休憩場所

始業・終業時間に使う場所や休憩のための場所では、気の緩みが多くなることで落とし物をしやすくなります。
とくに更衣室は、着替える時にポケットの中身がよく落ちます。

・トイレ

男性の場合、ズボンのポケットに鍵を入れている人が多いです。
トイレでズボンを上げ下げする瞬間などは、ポケットの物を落としやすいタイミング。
便座の周囲をとくに念入りに確認し、便器内の水たまりに鍵っぽいものが見えていないかどうかも確認しましょう。

・隣り合わせのデスクやロッカー

隣のデスクやロッカーを間違って使った可能性もあります。
私物をほとんど置かない人が隣り合わせになっていると、自分の場所か他人の場所かがわかりにくいものです。

社外

身の周りにも会社の中にもない場合は、捜索範囲をさらに広げる必要が出てきます。
とくに外回りから戻った直後などは、会社から営業先、または自宅までのルートを探す必要が出てきます。

・自宅

鍵を持ち帰っていた場合、自宅の中や周辺で見つかるケースが多くあります。
管理人がいるマンションなら、鍵の落し物が届いていないかどうか聞いてみましょう。

・交番

身の周りと自宅以外で鍵が見つかる場所のトップは、交番です。
鍵の落とし物は緊急性が高いためか、拾った人が交番に届けてくれるケースが多くなっています。

・社用車・自家用車

通勤や外回りで車を使っている場合は、車内もくまなく探しましょう。
シート周りや背もたれの可動部の隙間、ドア付近の車体の下も要チェックです。

・駅・バス・タクシーなどの交通機関

バスや電車、タクシーの中で落としている可能性もあります。
駅員やバスターミナルの係員、タクシー会社などに確認しましょう。

・立ち寄った店や施設

店や施設を利用していた場合は、鍵の落し物がないかどうか確認しましょう。
出先でトイレを使っているなら、便座周辺や便器の中に落とした可能性も考えられます。

周囲の人に確認する

誰かが見つけて拾っているかも知れません。
あるいは、自分の近くで何かが落ちたような音を聞いた、など、
近くにいた人や通りがかった人を思い出し、どこかに鍵が落ちていなかったか聞いてみましょう。

・同僚や上司

会社から一歩も外に出ていない場合は、社内のどこかにある可能性が高くなります。
近くにいた人を中心に、心当たりがないかどうか聞いてみましょう。

・清掃業者

清掃員を見かけたら、鍵を拾っていないかどうか確かめましょう。
清掃業者は広い範囲を目視・掃除して回る仕事なので、落とし物を見つけることもよくあります。

・家族や付近の住人

同居している家族にも、鍵を拾っていないかどうか聞いておきましょう。
家の中で誰かの落とし物を拾っても、本人に伝え忘れることはよくあります。
また、サイドボードやテーブルなどに置きっぱなしにされるケースも多いです。

3. 早めの報告が大事!情報共有の必要性

会社へ報告する際の相手とタイミングは、「どこの鍵をなくしたのか?」「自分が管理責任者なのか?」などの要素で変わってきます。
失態の追及を恐れて会社に無断で処理することは、損害賠償や解雇処分など深刻な結果を招きますので絶対やってはいけません。
なお、当社で鍵の開錠や作成依頼を受けた場合、身分証による本人確認を徹底しています。
身分証がない場合は警察の立会いが必要で、本人確認も立ち合いも不可能な場合はお引き受け出来ません。

個人ロッカーやデスクの鍵

なくした鍵が私物の保管場所のものだったら、他の社員や会社に迷惑をかけるリスクは低いです。
まずは鍵を探してみて、翌日まで見つからなければ上司に相談しましょう。
付近の同僚にも声をかけておくと、使えなくなった事務用品を貸してくれるかも知れません。
ただし、預かっていた資料や書類に関わる鍵の場合は、まず関係者や上司に状況を説明してから鍵探しを始めましょう。

共用キャビネットの鍵

資料や資材など共用物品の保管鍵をなくした場合は、使う可能性のある関係者全員に事情を知らせる必要があります。
自分はすぐに使う場面が来なくても、他の人には急を要する可能性があるからです。
部署の責任者にも報告し、「いつまでに見つからなければ業者に依頼」など判断を仰ぎましょう。

部屋や通路ドアの鍵

部屋や通路の鍵をなくしていると、その先にある設備や機材がまるごと使えないことになります。
マスターキーを持っている人(警備員や保安担当など)がいるなら、早急に話を通して鍵を開けて貰いましょう。
マスターキーの所有者がいない、またはなくした鍵がマスターキーだった場合は、先に上司や保安担当部署に知らせてから鍵探しに入ります。
管理職や幹部の立場で自分用オフィスの鍵をなくしてしまうと、業務上重大な損失を招くおそれがあります(重要機密や書類がある)。
保安担当者に連絡して開錠や見回りを要請し、当日中に解決出来なければ業者へ依頼しましょう。
上役や代表者にも、早めに知らせておく必要があります。

薬品類(とくに劇物)の管理棚

工場や薬品会社などでは、劇物指定されている薬品(青酸カリなど)を取り扱うことが多くなります。
万が一薬品保管用の鍵をなくした場合は、鍵探しよりもまず上司や保安担当者に状況を伝えましょう。
報告なしに自分一人で鍵探しを始めてしまうと、悪意ある誰かが拾って薬品持ち出しを企んだ場合、警戒する人がいなくなってしまうからです。
「鍵をなくして探している状態」にあることを共有し、複数人で盗難被害を警戒しましょう。
鍵を拾って薬品棚に近づく人物がいる場合は、落とした本人(管理者)立会いの下でまず鍵を返還させ、改めて使用許可を判断しましょう。

保安・管理担当者の場合

社内の保安業務や施設管理を任されている人で、マスターキーをなくした場合は緊急性が高くなります。
直属の上司や総務担当者に事態を知らせ、情報を共有してから鍵探しを始めましょう。
なくした鍵がすぐ見つかればよいのですが、数時間や丸一日もかかってしまうと、社内の安全管理体制に重大な隙が生まれます。
報告前の鍵探しは数分程度に留めておき、さらに時間がかかるようなら上司や幹部に報告しましょう。

4. 業者選びは、見積り根拠の明瞭性がカギ

どうしても鍵が見つからない場合、責任者の判断で業者に依頼することになります。
自分自身が判断を下す立場だとしたら、安心して任せられる業者を選びたいですよね。
鍵のかけつけ本舗では、明瞭な料金システム&業界トップクラスの技術と機材で、スピーディーな解決と安心をお届けしています。
セキュリティ性能が高い鍵や最新型の特殊鍵など、他社で断られやすい鍵のトラブルにも対応可能です。

鍵のかけつけ本舗・対応可能な鍵の一例

当社では、あらゆるタイプの鍵のご相談に対応可能です。
開錠・修理・交換など、どんな作業もお任せください!
リストに載っていない鍵についても、豊富な知識と最新機材で解決に導きます。
鍵に関するトラブルなら、どんなものでもまずは当社にご相談ください。

・シリンダー錠

◇ピンシリンダー
◇ディスクシリンダー
◇ディンプルシリンダー
◇マグネットシリンダー

・旧式錠・簡易錠

◇棒鍵・管鍵・板鍵
◇南京錠

・特殊錠(電気錠・電子錠)

◇リモコンキー
◇スマートキー
◇カードキー(セキュリティ会社のものは不可)
◇生体認証キー(指紋・声紋・網膜など)
◇ナンバーキー(暗証番号式)

・その他

◇金庫などのダイヤル鍵
◇デスクやキャビネットの鍵
◇内締錠
◇引き戸錠
◇シャッターの鍵

鍵のかけつけ本舗・料金目安

当社では、お電話いただいた際の見積りと現地確認で料金を確定させ、ご納得いただいてから作業に着手します。
お客様に根拠がわからない請求や、事前説明のない追加料金の加算などは絶対にありません。
また当社では、受付から現場作業までを自社で一貫して行います。
仲介料等がかからないため、無駄な費用が発生しません。

・時間帯出動料金

◇午前8時~午後8時59分  ⇒ 8,000円
◇午後9時~翌朝7時59分  ⇒ 13,000円
(「時間帯出動料金+下記の作業料金」が実際にお支払いいただく金額です)

・開錠作業の料金

◇シリンダー錠       ⇒0円~22,000円
◇特殊錠          ⇒42,000円
◇内締錠          ⇒19,000円
◇棒鍵・管鍵・板鍵     ⇒12,000円
◇簡易錠・簡易金物     ⇒2,000円
◇故障・不具合がある    ⇒2,000円~32,000円

・交換作業の料金

◇シリンダー錠       ⇒2,000円+材料費
◇玉座(ドアノブ一体型)  ⇒2,000円+材料費
◇シャッター錠       ⇒2,000円+材料費
◇引違錠・引戸錠      ⇒7,000円+材料費
◇ドアクローザー      ⇒7,000円+材料費
◇面付錠(箱露出タイプ)  ⇒12,000円+材料費
◇錠前一式(錠+キー)   ⇒15,000円+材料費

・新規取付作業の料金

◇錠前一式         ⇒32,000円+材料費
◇面付錠          ⇒17,000円+材料費
◇ドアクローザー      ⇒22,000円+材料費
◇簡易錠・簡易金物     ⇒2,000円+材料費

・合鍵作成の料金

◇刻みキー(ギザギザキー) ⇒5,000円
◇ハイセキュリティキー   ⇒22,000円
◇棒鍵・管鍵・板鍵     ⇒22,000円
◇特殊シリンダー      ⇒42,000円

・修理・加工等の料金

◇軽度の作業        ⇒0円
◇中度の作業        ⇒12,000円
◇重度の作業        ⇒22,000円
(作業前の現場確認で、程度と料金をお伝えします)

5. セキュリティ会社設置の鍵について

セコムやアルソックなどのセキュリティ会社と契約している場合、各社の専用セキュリティシステム(カードキーなど)が導入されています。
セキュリティ契約で設置されたシステムの鍵については、一般の鍵屋では対応することが出来ません。
故障や紛失などのトラブルの際は、契約先のセキュリティ会社に連絡してください。
なお緊急時の連絡先は、システム機器の側面などに記載されていることが多いです。
担当者直通の電話番号があれば、さらに素早い対応も期待出来ます。
システム機器の近くに担当者の名刺を貼っておくと便利です。

6. もう二度ととなくさない!鍵紛失の予防策

今回は無事にトラブルを解決出来ても、今後また同じ状況を繰り返さないとは限りません。
二度と鍵をなくさないための予防策は、ちょっとした工夫やグッズなど簡単に出来るものがたくさんあります。

鍵をなくさないための習慣付け

鍵の紛失トラブルでよくある原因に、「どこに置いたか忘れてしまった」というのがあります。
置き場所をあちこち変えたりしていると、忘れたり他の物に紛れたりして紛失に直結します。
鍵を置く(しまう)場所は一か所だけに限定し、ほんのちょっとの時間でも指定場所以外には置かない注意が必要です。
トイレや洗面所での手洗い、または軽作業などで手持ちの鍵を置くことも、紛失に繋がりやすい行為です。
置き場所以外で手持ちの鍵が邪魔になったら、ポケットやカバンにしまうなど肌身離さず持っていてください。

グッズを使った紛失予防

落とし物を防ぐためのグッズに「紛失防止タグ」という商品があります。
鍵などの大切な物に取り付けるもので、BlueToothを利用してスマホと連携する電子タグ。
タグとスマホが一定距離以上離れると、タグ自体がアラームを発したり、スマホに通知を送ったりする優れものです。
GPS機能付きのものもあり、スマホ上で紛失位置を確認出来て鍵探しが楽になります。

なくした時に慌てないための準備

一つしかない鍵をなくしてしまうと、見付からなければ開錠出来ずに不便です。
なくすと困るような鍵は、必ず合鍵を作っておきましょう。
ただし、一般の合鍵で使われる「真鍮(黄銅)」という金属は、柔らかく摩耗しやすい欠点があります。
トラブル時のリスクが大きい(重要度の高い)合鍵は、「白銅」製のものがお勧めです。
メーカー純正の鍵は必ず白銅が使われていて、信頼性はお墨付き。
作った合鍵の保管場所も一か所に決めておき、複数の関係者で情報共有するようにしましょう。

7. 会社の鍵をなくした時の対処法・まとめ

ロッカーなど私物関連の鍵とはいえ、会社が用意してくれたものは全て会社の財産です。
鍵紛失の影響が及ぶ範囲を考慮し、しかるべき相手に素早く連絡する必要性を心得ましょう。
大切な物をなくした時は探し物に時間を割きたくなりますが、場合によっては早々に切り上げる決断も必要です。
単独捜索よりも関係者への報告を優先させ、「二次被害の発生リスクを複数人で食い止められる体制づくり」を意識するようにしてください。

プラスの貢献だけではなくトラブル時のマイナス損失を抑えることも、社員として求められる義務であり、重要な職責なのです。

記事監修者プロフィール

島田 宏幸(しまだ ひろゆき)
1964年生まれ。富山県出身。主任錠前技術者。
「鍵のかけつけ本舗」の創業時より当社に在籍。
これまで警察の捜査に伴う開錠や、金融機関における業務用金庫の開錠など、数多くの鍵トラブルを解決してきた。
現在も現役の主任錠前技術者として鍵トラブルの対応のほか、教育担当として後輩社員の技術指導や育成も担当している。
趣味は釣り、料理