グレモン錠ってどんな鍵?基本知識や防犯性能、交換方法をプロが解説

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「グレモン錠」の名称だけでどんな鍵なのか分かる人は、鍵の種類に詳しい人か専門業者くらいでしょう。
実は身近な場所でよく使われているグレモン錠は、ノブと鍵穴が別に付いているタイプの鍵にはない強みと弱点を併せ持つ鍵です。
今回のお役立ちコラムは、グレモン錠の基本知識と防犯性能、ならびにグレモン錠の交換方法と費用目安について解説していきます。

1. グレモン錠とは?

まずは、グレモン錠の基本的な仕組みや使い方から見ていきましょう。

グレモン錠の基本知識

・レバー部品とロック部品が一体化したシンプルな構造の鍵

一般の鍵は、扉を開け閉めするレバーとは別に、施錠解錠用の鍵穴が付いています。
ドアロックをかけたり解除したりするのは鍵穴の役目で、ドア板の開け閉めはレバーハンドルで行います。
一方グレモン錠では、レバーを動かすと同時にロック部品が連動して動く仕組みで、レバー操作がドアロックの施錠・解錠も兼ねています。
ロックを外してドアを開けるための操作がレバーを1回動かすだけで出来ますので、取り扱いが楽な鍵と言えるでしょう。

・窓の鍵もグレモン錠の一種

窓に付いている半月型の回転金具「クレセント」も、実はグレモン錠の一種です。
クレセントは正確には錠ではなく気密性を高めるための部品ですが、レバーを上下させて回転させるだけでロックの施錠と解錠が出来ますよね。
このようにグレモン錠は、レバー部分とロック部分が繋がっていて、ロック操作用の別部品がないのが基本です。

・防音性や密閉性を高くしたい場所でよく使われている

グレモン錠は、一般の部屋よりも高い防音性や密閉性が必要な場所のドアによく使われています。
次の見出しでその理由を詳しく説明しますが、グレモン錠は防音性や密閉性を確保しやすい鍵です。

2. グレモン錠のメリットとデメリット

本項では、グレモン錠のメリットとデメリットについて解説します。
グレモン錠にはどんな長所があって、どんな欠点があるのか?
鍵の特徴を詳しく知っておくことは、日常生活での利便性の向上と防犯体制の強化に欠かせない心掛けです。

グレモン錠のメリット・強み

・構造がシンプルで防音性や気密性を高めやすい

グレモン錠が防音性や密閉性を高めやすい理由は、おもに「構造のシンプルさ」にあります。
鍵穴がある一般のドア鍵は、ドア板開閉用のレバー部品とは別にロックを施錠解錠するための錠前部品も設置しなければいけません。
そのためドア板の内部にロック部品収納用のスペースが必要で、どうしてもドア板の肉厚が削られてしまい、音漏れや空気漏れが多くなってしまいます。
ですがグレモン錠では、レバー一体型かんぬき以外のロック用部品が必要ないので、ドア板内部にムダな収納用スペースを開けなくて済みます。
このため、音漏れを防ぎたい防音室のドアや密封性を確保したい倉庫ドア、水密扉で多く使われているのです。

もうひとつ、グレモン錠のレバー一体型ロックは「てこの原理」を利用してドアを強く押し付ける仕組みになっています。
窓用のクレセントの使い方を思い出すと分かりやすいですが、レバーを強く締めるように押し込めば、内窓と外窓の重なり部分がギュと押し付けられてしっかり密閉されますよね。
あの仕組みがまさにグレモン錠の特徴で、大きめのレバーをてこの原理で動かすことによって、一体型のロック部品がドア板をガッチリと密閉させてくれます。

・頑丈で耐久性が高い

防音性と密閉性の他にもうひとつ、グレモン錠の構造から生まれる大きな強みがあります。
基幹部品や精密部品が必要ないぶんドア板や鍵部品の肉厚を確保しやすいので、堅牢製を保ちやすいことです。
倉庫のドアでもグレモン錠がよく使われていますが、外気を遮断したり庫内の温度変化を防いだりといった気密性以外にも、ちょっとやそっとのことでは壊れない堅牢製が求められるため、グレモン錠が最適なのです。

グレモン錠のデメリット・弱点

・レバーが壊れるとロックを解除出来なくなる

グレモン錠はドアノブに該当するレバーがロック用かんぬきと一体型になっているので、レバー部品が壊れてしまうとロックを操作出来なくなります。
レバー部品とロック部品が別になっているタイプの鍵であれば、ロック部品を解除することでドアを開けることは可能です。
シンプル構造で頑丈さと密閉性を高めている代わりに、故障時の融通の効きにくさも併せ持っている鍵と言えるでしょう。

レバーと鍵穴が別々の鍵では、どちらか一方の劣化が進んでいたり、突発的な故障で使えなくなったりした場合は、不具合がある部品だけを交換すれば済みます。
そのため修理費用を安く抑えることも可能ですが、グレモン錠ではロック一体型のレバーを丸ごと交換しなければならないので、部品代が高くなりやすいのも弱点です。

・防犯性が低い

ドア板や各部品が頑丈なグレモン錠は、一見すると防犯性がとても高いように思えるかも知れません。
ですが実は防犯性能が低いことでも知られていて、ドアの外から室内側の解錠用ツマミを回す「サムターン回し」という手口の応用で、いとも簡単に開けられてしまいます。
グレモン錠のドア解錠用レバーは一般ドアの解錠用ツマミよりも動作が重くなっていますが、倉庫などの業務用ドアで使われる大型タイプでもない限り、外側から工具類を差し込むことでレバー操作することは可能です。

レバー部品とロック部品が別々についている鍵では、ロック部品を操作または破壊して開錠しないと、レバーを動かしてもドアを開けることは出来ません。
グレモン錠が耐性を持っているのは、ドア板やロック部品を叩いたり切断したりといった物理的なダメージだけであることを覚えておきましょう。
ドア板とドア枠の隙間、あるいは覗き窓の部品を外して出来るような隙間は、サムターン回しの不正解錠に利用されるためグレモン錠の最大の弱点になります。

3. グレモン錠の種類

基本的な仕組みを指して「グレモン錠」、と総称されてはいますが、使われる場所や用途によって様々な種類があります。
グレモン錠に該当する鍵にはどんな種類があるのか見ていきましょう。

グレモン錠の仲間たち

・クレセント錠

建物の窓のサッシに付いている半円形の締め金具は、きっと誰もが日常的に使っていることでしょう。
前の方で説明したように、このクレセントもグレモン錠の一種です。
ただし、「クレセント錠」のように錠の文字が付くこともありますが、正確には「内窓と外窓を密着させて気密性を高めるための金具」であって、防犯性を考慮して作られる錠前ではありません。
そのため錠の1文字を外して、単純に「クレセント」と呼ぶのが正解です。
最近では防犯機能付きのクレセントも次々と開発・販売されており、窓周りの防犯用部品として見直されるようになっています。

・ロッドコントローラー式

学校の体育館など、人の手が届かないような高い場所にある窓を開け閉めするためのグレモン錠です。
手が届く場所に設置された開閉レバーを複数個所のグレモン錠と連結させ、その1箇所を操作すれば、連結している全てのグレモン錠または窓を開閉することが出来ます。
一般住宅や事務所などで見かけることはまずありませんが、大型施設では比較的多く見かけるタイプです。

・錠前取り付け式

そのままでは防犯性に難があるグレモン錠を強化するため、本体部分にレバーとは別の錠前を取り付けるタイプです。
元々頑丈なグレモン錠に錠前部品の防犯機能をプラスすることで、耐久性や密閉性は多少落ちるものの、防犯面の隙を埋めることが出来ます。
グレモン錠の錠前部品には、鍵穴タイプや暗証番号タイプなど様々な種類があります。

4. グレモン錠の防犯性能を強化する方法

ここまでの解説で、グレモン錠自体の防犯性能がそれほど高くないことはご理解いただけたでしょうか?
本項でグレモン錠の防犯性を強化する方法について解説しますので、ご自宅やお勤め先の安全確保にお役立てください。

グレモン錠の防犯強化

・錠前付きのグレモン錠に交換する

錠前のないシンプルタイプのグレモン錠は、前述のとおりサムターン回しという手口で簡単に開けられてしまうのが難点です。
錠前付きのグレモン錠に交換することで鍵開けの難易度を高くし、パッと見で「この鍵を開けるのは難しそうだ」と思わせるのが効果的です。

窓用のクレセントの場合は、金具の回転をロックするスライドレバー付きのタイプや、暗証番号式ロックが付いたタイプのものを設置するのがお勧めです。
空き巣が窓から侵入する際、クレセント付近のガラスを小さく割って手を入れ、外からクレセントを回して窓を開ける方法がよく使われています。
クレセントの回転にもロック機能を付けておけば、ロック解除の手間がかかることで侵入を諦めさせる効果が期待出来ます。
ただし、一般家庭で普及が広がっているスライドレバー式は外からでも簡単に解除されてしまいますので、暗証番号ロック付きのクレセントの方が安全です。
後付けの防犯用部品として、暗証番号式のクレセント用カバーも販売されています。

・補助錠を設置する

ドアでも窓でも、防犯性能を強化するのに最も効果的な方法は補助錠の設置です。
1枚のドアに2つ以上の鍵を設置する「ワンドア・ツーロック方式」は、効果的な侵入対策としてよくお勧めされている防犯テクニックなので、ご存知の方も多いのではないでしょうか。
メイン鍵を高性能タイプに交換するとなると、一般家庭用の場合で4万円前後の費用がかかるのが普通です。
その点補助錠なら、安いもので数千円台から購入可能、しっかりしたタイプのものでも1万円ほどで購入出来ますから、部品代と防犯効果のコストパフォーマンスが良好です。

警察庁の公式ページ「住まいる防犯110番」によると、侵入窃盗犯へのアンケートで「侵入に10分以上かかるなら諦める」と答えた者の割合が約9割もありました。
1箇所のドアや窓に複数の鍵を付けるのは、複数の鍵で開錠に時間をかけさせる他にも、パッと見の威圧感で「このドアや窓を開けるのは時間がかかる」と思わせる効果が大きいです。
鍵がたくさん付いている出入り口は、侵入者にとって無視出来ない威圧効果を与えます。

参考:警察庁公式ページ 住まいる防犯110番
侵入者プロファイリング~心理と行動③
https://www.npa.go.jp/safetylife/seianki26/theme_a/a_e_3.html

・ドアや窓に簡易センサーを設置する

侵入者が嫌がる条件のひとつに、「大きな音を立てる」というのがあります。
侵入時に大きな音を立ててしまうと、その建物の住人や通行人、隣近所の建物の住人に見つかりやすくなるからです。
姿を直接見られることを嫌うのはもちろんなのですが、人の目を避けたいと思ったら、遮蔽物に身を隠せば簡単に出来てしまいますよね。
ですが物音については、よほどしっかりした防音設備でもない限り、遮蔽物を挟んでいても簡単に遠くまで届いてしまいます。
かくれんぼで音を立てた子が見つかりやすいのと同じです。

防犯用の簡易センサーはドア用と窓用の2種類あり、振動を感知するタイプと、ドア・窓の開閉を感知するタイプがあります。
アラーム音を出す防犯用センサーは、なるべく物音を立てたくない侵入者にから見ればこの上ない脅威です。
玄関ドアへのセンサー設置で「通常の訪問者を不必要に威嚇したくない」といった場合は、個人商店など小規模店舗への出入り時によく聞く、柔らかめのチャイム音やメロディー音を鳴らすタイプがお勧めです。
悪意のない訪問者には心地良い響きのチャイムやメロディーでも、こっそり侵入しようとしている空き巣には、パトカーのサイレンのような恐ろしい警告音に聴こえるでしょう。

5. グレモン錠の交換方法~自力交換の手順例と業者への依頼方法

今付いているグレモン錠が動きにくくなっている、または防犯上の不安がある……
こんな場合にグレモン錠を交換するための方法を解説します。
自力交換については一般的なグレモン錠の交換手順を紹介しますが、交換作業に1つでもミスがあるとレバーやロックが正しく機能しなくなったり、ドアがスムーズに開閉しにくくなったりするリスクがあります。
DIYに自信のない方は、無理せずプロの鍵屋に相談することをお勧めします。

グレモン錠の交換

・自力交換する場合の手順

本項で紹介するのは、ごく一般的なグレモン錠を自力で交換する方法です。
製品によっては多少手順が異なる場合もあるので、製品の取扱説明書をしっかり読んで、ミスをしないように気を付けて作業しましょう。

作業前の準備として、まずはプラスドライバーをサイズ違いで2~3本用意しましょう。
同じ鍵の部品でも、サイズ違いのビスが2種類以上使われていることがあります。
マイナスドライバーもあると便利で、小さな隙間に差し込んで部品を引き抜くのに使えます。
先端部分が薄くて狭い小さめのものを用意しましょう。
そして一番大事な準備は、作業完了までドアが閉まらないように、開いた状態でしっかり固定しておくことです。
レバーハンドルやロック部品を外した状態でドアが閉まると開けられなくなり、部屋に閉じ込められてしまう、または部屋に入れなくなってしまう恐れがあります。
ドアストッパーがあると安心ですが、ない場合は、開いたドア板とドア枠の間に大きめの段ボール箱などを挟むなどして、作業中にドアが閉まることのないように準備しておきましょう。

準備が出来たら、以下の手順で交換作業を行いましょう。

【一般的なグレモン錠の交換手順】
①表面に見えているビスを外して、内側のツマミを取り外す
②レバーハンドルを持ち上げて、その裏に隠れていたビスを外す
③レバーハンドルを取り外して、台座部分を固定しているビスも外す
④台座部品をドア板から取り外したら、新しいグレモン錠の台座を同じ場所に取り付ける
⑤ここまでと逆の手順で、レバーハンドル⇒ツマミの順に取り付ける
⑥全ての部品を付け終わったら、ドアの開閉やレバーハンドルの操作がスムーズに行えることを確認する。同時に、ドアを閉めてロックされた状態でムダな隙間が生まれていないかどうか、ドアの密閉性がきちんと保たれているかどうかも確認する

慣れればそう難しくありませんが、部品の取り付けミスや取り付け忘れをしてしまうと、後々重大なトラブルに繋がります。
⑥の最終確認時に、取り付け忘れて余っているビスや部品がないかどうかも確認しておくと安心です。

今のドアに取り付け可能なグレモン錠の種類が分からない、今付いているグレモン錠の新品の探し方が分からないなど、DIY作業だけでなく部品選びにも不安がある方は、無理をせずにプロの鍵屋に相談しましょう。
プロの知識や作業技術をお金で買うことは、鍵の安全性と防犯性能を維持するのに最も確実で効果的な方法です。

・鍵屋に依頼する場合~業者選びは慎重に!

自力での鍵交換が不安な場合は、信頼出来る鍵屋を探して依頼しましょう。
ただし鍵屋は開業に必要な資格や免許が存在しないため、同じ「鍵屋」を名乗っている業者でも、サービスの質やレベルは様々です。
特に注意していただきたいのは、「お客様の不安や知識のなさに付け込む悪質業者」の存在です。
実際に都内の鍵屋2社が、ホームページの料金記載と大きく異なる高額料金を作業後に請求し、さらに解約を求めるお客様に対して「クーリングオフは出来ない」などと嘘の告知(訪問販売法違反)をして、行政処分を受けています。

鍵屋を探す際は、ホームページなどの料金説明が細かく丁寧なところを選びましょう。
「鍵開け〇千円~」のような単一の低料金のみの表示ではなく、依頼内容や作業パターンごとの料金例を細かく載せているところが安心です。
気になる業者に電話で相談する際も、電話口でおおよその総額費用を教えてくれるかどうか、作業前に無料で見積りしてくれるかどうかを確認しましょう。
受け答えが曖昧な業者や契約を急がせようとする業者、こちらの不安を煽るようなことを言ってくる業者は、悪質業者の可能性が高いので依頼しない方が安全です。

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ここで、もしもの際に覚えておくと役に立つ法律知識を。
当社のようにホームページなどで注文を受け付け、ご依頼があったお客様の自宅や勤務先に出張して作業(役務提供)するタイプの鍵屋は、訪問販売業者として「特定商取引法」という法律の規制対象になっています。
万が一悪質業者に引っかかって「作業後に想定外の高額料金を請求された」、あるいは「脅すような言動で無理やり契約させられた」といった場合は、契約日(法定契約書面を受領した日)から起算して8日以内であれば、クーリングオフによる無条件解約が可能です。
また、依頼場所への出張作業を提供する鍵屋に「当社ではクーリングオフ出来ません」などと言われた場合は、訪問販売法で禁止されている「不実告知(虚偽の説明)」の可能性があることを伝えた上で、「消費者センターに相談します」などと言ってみるのも効果的です。
悪質業者はお客様の知識のなさを利用しようとしてきますから、特定商取引法や訪問販売法の知識をアピールするのも有効な自衛手段になるでしょう。

実際にどんな業者が特定商取引法の対象なのか、どんなケースが法令違反に該当するのかについては、下記の消費者庁ホームページを参考にしてください。

参考:消費者庁ホームページ 特定商取引法ガイド
特定商取引法とは?
 https://www.no-trouble.caa.go.jp/what/

・鍵屋に依頼する場合~電話時に伝えておきたい事前情報

信頼出来そうな鍵屋にグレモン錠の交換を依頼する場合は、次のポイントを電話時に伝えておくと安心です。

◇今どんな悩みや不安があって、グレモン錠の交換を検討しているのか?
◇今付いているグレモン錠のメーカー・品番は?(表面の刻印で確認可能)
◇新しいグレモン錠に求めたい性能は?(防犯性・防音性・気密性・堅牢製など)
◇支払い可能な予算は?どんな支払方法が希望か?

このうち上の3点は、新しく交換するグレモン錠の部品選びに必要です。
最後の予算面については、いくらまでなら支払えるのかを事前に伝えておくことで、不必要な高価格製品を勧められるのを防ぎます。
業者側は好意で提案したつもりの製品でも、お客様の予算上限をオーバーしてしまったり、高性能過ぎて持て余したりするようでは無用の長物になってしまいます。
業者の専用LINEやホームページから画像を送信できる場合は、ドア周りと鍵周りをスマホなどで撮影した画像を送るのも、依頼をスムーズにする効果的な情報提供です。

そして鍵屋の多くは、急なトラブルで現金を用意出来ないお客様が多い関係上、クレジットカード払いや後払いなど複数の支払い方法を用意しています。
作業後の現金払い、または後払いやクレジットカード払いなど、どんな方法で支払いたいのかも忘れずに伝えましょう。

・鍵屋に依頼する場合~グレモン錠の交換にかかる費用目安

グレモン錠の交換にかかる費用は、鍵屋の一式交換作業料金の相場になっている「2万円~2万5千円」と、新しいグレモン錠の部品代の相場「1万円前後~」の合計になります。
総額4万円~5万円ほど、と考えておけばいいでしょう。
ただし業者によって料金設定は異なるため、作業料金が若干変わる可能性があることに注意してください。
とは言っても1万円以上高くなったり安くなったりするケースは珍しく、数千円程度の誤差に収まることが多いです。

費用目安が大きく変わるケースは、新しく取り付けたいグレモン錠の部品価格の大小です。
安いものでは数千円台から買えますが、防犯性能に優れるものや電動式のものになると、部品代だけで5万円~10万円になることもあります。
また、アンティークな装飾が施されたグレモン錠を付けたい場合も、部品の希少性に比例して価格帯が高くなります。

一般家庭の鍵交換にかかる総額費用は、必要最低限度の機能性や防犯性を維持したい場合で4万円~5万円前後。
珍しい鍵や高性能の鍵、電動式のハイテク鍵を付けたい場合は、10万円前後を想定しておくといいでしょう。

注意点として、今付いている鍵やドアに重大な劣化や不具合が見られる場合は通常の手順で交換するのが難しくなるため、修理代や追加作業の名目で料金が高くなることがあります。
自力での鍵交換に失敗して鍵屋にリカバリーを依頼したい場合は、鍵の部品やドア板周りを損傷させない、あるいは部品を紛失しないように注意して、出来るだけ綺麗な状態で依頼するのがお勧めです。
交換費用を浮かせるつもりで自力作業にチャレンジされるお客様も多いですが、うっかりミスで不具合を広げてしまうと、かえって無駄な出費の元になることにご注意ください。

まとめ

窓用のクレセントや水密扉など、気密性を高めたい場所で使われているのがグレモン錠です。
シンプルな構造のため頑丈で密閉性に優れていますが、錠前としての防犯機能は持っていないことに注意しましょう。
防犯性を強化したい場合は、錠前取り付け式のグレモン錠に交換する、補助錠でワンドア・ツーロック方式にするなどの方法がお勧めです。
一般家庭でグレモン錠の交換にかかる費用は、作業料金と部品代を合わせて4万円~5万円ほどが目安になります。
自分で鍵屋を探して依頼する際は、ホームページの料金説明が細かく丁寧に記載されているか、電話時の受け答えに曖昧なところがないかなど、面接官になったつもりで慎重にチェックするのがコツです。
特定商取引法や訪問販売法などの法律にも普段から興味を持ち、いざとなったらクーリングオフで解約出来る可能性があることも覚えておきましょう。

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