車の鍵が回らない原因と対処法をプロが解説!

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ギザギザキーを使うタイプの車では、いくつかの原因により急に鍵が回らなくなることがあります。
今回は、主に鍵穴を使うタイプの車の鍵トラブルの原因と、効果的な解決方法を説明します。
スマートキーやキーレス式の車の方は、エマージェンシーキー(緊急時用物理キー)を想定してお読みください。
また、エンジンキーがツマミ式の車の場合も、記事内の対処法が使えます。

1. 車の鍵が回らない時の原因一覧

車の鍵が回らなくなる原因は、「車両の状態に関係する原因」と「鍵自体の不具合による原因」の2パターンに分けられます。
家のドアなど一般的な鍵トラブルはほぼ後者のケースですが、機械の操作や制御に関係する鍵は、安全装置の作動により前者のケースが発生するためです。
それぞれのケースでよくある原因を紹介します。

車両の状態による原因(エンジンキー、ツマミ式含む)

・ハンドルロックがかかっている

車両の盗難対策として、基本的にどの車にも搭載されているのが「ハンドルロック」システムです。
エンジンを切った状態でハンドルを回そうとすると、ガチャっと音がしてハンドルが固定されます。
ハンドルロックがかかると同時にエンジンキーも回せなくなり、正しい方法で解除しなければ車を動かすことができません。

・ギアを正しい位置に入れていない

エンジンをかける際にシフトレバーが所定の位置にないと、安全装置が働いてエンジンキーを回せません。
これは、エンジンをかけた直後に車が動き出したり、エンストしたりといったアクシデントを防ぐための機能です。

・ブレーキペダルやクラッチペダルを踏み忘れている

ペダルに関する安全装置として、ブレーキペダルを踏んでいないとエンジンキーを回せない車もあります。
またマニュアル車では、クラッチペダルを奥までしっかり踏み込んでいないとエンジンキーが回りません。
これはシフトレバーと同様に、急発進やエンストなどのアクシデントを防ぐための機能です。

・バッテリーが上がっている

バッテリーが上がっている場合も、エンジンキーを回せなくなることがあります。
またバッテリー上がりの他に、液の不足や劣化などでがバッテリーが機能せず、エンジンキーが回らなくなるケースもあります。

鍵自体の不具合による原因(ドア・エンジン共通)

・鍵穴内部の異常

鍵穴の中は、細かくて複雑な部品がいくつも組み合わさった構造です。
そのため、内部部品の摩耗・変形・破損、異物の混入などが原因で鍵が回らなくなることがあります。

・キー側の異常

手持ちのキーが摩耗や変形していたり、鍵山に異物が付着している場合、キーの形状が鍵穴内部と合わなくなることがあります。
鍵穴の回転を止めるピンは、キーの鍵山に押し上げられることで外れる仕組みです。
そのためパズルのピースのように形がぴったりあっていないと、ロックが外れず鍵を回すことができません。

2. バッテリー上がりで鍵が回らない場合の対処法

車載用バッテリーは、エンジン始動やアクセサリー類の使用など、あらゆる電子操作に関わる重要部分です。
電子機構がないドア鍵やトランクの鍵は、バッテリーが上がっていても回せることが多いです。
しかしエンジンキーは始動用の電子部品と直結している関係で、バッテリーに異常があると回らない仕組みになっています。
バッテリーが原因の場合の対処法を見ていきましょう。

バッテリー上がりの原因と対処法

【バッテリーが上がる原因】

バッテリーは、箱の内部に充填された液で電気を溜める仕組みです。
エンジンをかけて車を走らせる時に、オルタネーターと呼ばれる発電機が作動して充電します。
エンジンを切ったままでライトやエアコンを使うと、オルタネーターが動かず充電されないので、電気が減ってバッテリーが上がります。
ドアが開くと車内灯が点灯する車種も多く、車を停めて降りる時に半ドアのままにすることも、バッテリー上がりの原因のひとつです。

【対処法1・近くの車にブースターケーブルで充電して貰う】

近くに他の車がいてブースターケーブルを積んでいる場合は、応急処置でバッテリー充電して貰う方法が使えます。
具体的なやり方は、以下の通りです。

①救援車を故障車と向かい合わせて停め、両車のボンネットを開ける
②両車のエンジンを切り、アクセサリー類も全て切っておく
③故障車のバッテリーのプラス端子に赤ケーブルを接続し、もう片方の端を救援車のバッテリーのプラス端子に接続する
④救援車のバッテリーのマイナス端子に黒ケーブルを接続し、もう片方の端を故障車のエンジンの金属部分に接続する
➄救援者のエンジンをかけて、5分ほど待つ
⑥故障車のエンジンをかけ、アクセルを数秒~十数秒ほど吹かす
➆「③・④と逆の手順」でブースターケーブルを外す。故障車のエンジンは切らずに、しばらくの間かけたままにしておく

上記の手順は、間違えないよう正確に行ってください。
万が一ミスがあると、火花や火災が発生したり感電したりする危険があります。

【対処法2・ロードサービスを呼ぶ】

近くに他の車がいない場合やブースターケーブルがない場合は、ロードサービスに救援を依頼するのが安全です。
充電切れではなくバッテリー液の消耗や劣化が原因の場合も、ロードサービスなら素早く点検・解決してくれます。

自動車トラブルでよく使われるJAFや、車両保険で使えるロードサービスが便利です。
JAFのサービスは会員なら無料、非会員は料金がかかります。
非会員でJAFにバッテリー上がりの救援を依頼する場合は、「昼間・一般道の応急始動作業」で、13,130円です(2021年8月現在の料金)。

JAF(日本自動車連盟)
https://jaf.or.jp/

3. ハンドルロックで鍵が回らない場合の対処法

エンジン停止時にハンドルを動かすと起こるハンドルロックは、正しい手順さえ知っていれば簡単に解除できます。
慌てずに落ち着いて、対処法を実行しましょう。

ハンドルロックの原因と対処法

【ハンドルロックが起こる原因】

ハンドルロックは、次の2パターンのケースで発生します。
1つ目は、「エンジンを切ってキーを抜いた状態でハンドルを回した時」。
2つ目は、「ハンドルを大きく回した状態でエンジンを切った時」です。
これはどちらも車の盗難防止のための機能で、故障や不具合などではありません。

車を持っていて普段から使い慣れている人は、ハンドルロックさせない取り扱いにも慣れています。
ですが日常的に車を使い慣れていない人は、レンタカーを運転する時などにうっかりハンドルロックすることがあります。

【対処法・ハンドルを回しながらエンジンキーを回す】

ハンドルロックの解除方法は、「ハンドルを右か左に軽く回しながらエンジンキーを回す」。
ハンドルロックの役割は、ハンドルかエンジンキーのどちらか一方だけを回せなくすることです。
作業機械の安全機能で「複数の操作を同時に行う」タイプのものがありますが、ハンドルロックも同様に「ハンドルとエンジンキーの同時操作」で解除できるようになっています。

解除時は、まずハンドルを右に回しながらエンジンキーを同時に回してみて下さい。
車種によってはハンドルを左に回す場合もありますので、右に回して解除できなければ、ハンドルを左に回しながらエンジンキーを回しましょう。

4. シフトレバーで鍵が回らない場合の対処方法

1トン以上の鉄の塊を動かす自動車は、事故防止のため多くの安全機能が組み込まれています。
シフトレバーの位置によるエンジンキー制御もその1つで、エンジン始動時に車が動かないシフト位置でなければ、エンジンキーが回りません。

シフトレバーの原因と対処法

【シフトレバーで鍵が回らなくなる原因】

1990年代頃から急速に普及してきたオートマ車は、「車を動かせる位置にシフトレバーが入っているとエンジン始動時に勝手に動く」特性があります(クリープ現象)。
シフト設定は車種によって異なりますが、「1・2・R」のいずれかにシフトレバーを入れていると、急発進等の事故を防ぐためにエンジンキーを回せなくなります。

一方マニュアル車は減少の一途にありますが、古い車種でいまだに見かけることがありますよね。
マニュアル車の場合、シフトレバーが「N」以外の位置に入っているとエンジンキーが回りません。
N以外の位置でエンジンがかかってしまうと、クラッチを切っていない限りエンジン始動と同時にギアが噛み合い、急発進やエンストを起こすからです。

【対処法・オートマ車は「P」、マニュアル車は「N」の位置にする】

オートマ車の場合は、シフトレバーを「P」の位置にすればエンジンキーが回ります。
実を言うと「N」の位置でもエンジンキーを回せますが、「N」位置はエンジンの力がタイヤが伝わらないだけなので、傾斜地だと車が自由に動いてしまう危険があります。
そのためオートマ車の停車・エンジン始動は、駆動ロック機能が付いた「P」位置に合わせるように指定されているのです。

マニュアル車、またはクラッチペダルがない一部車種で「P」位置が設定されていない場合は、「N」の位置にシフトレバーを入れ、ブレーキを踏みながらエンジンキーを回しましょう。

5. フットブレーキで鍵が回らない場合の対処法

車の安全機能には、ペダルの状態によるエンジンキーのロック機能もあります。
人の操作で車の動きを制御するペダル類は、安全面で最も重大な役割を持つ部分と言えるでしょう。

フットブレーキの原因と対処法

【フットブレーキで鍵が回らなくなる原因】

車の動きを止める操作でメインになるのが、足踏み式のフットブレーキ。
これは運転中だけでなく駐車中にも適用され、シフトレバーなどの各種安全機能と併用されます。
フットブレーキを踏まずにエンジンをかけようとすると、安全機能が働いてエンジンキーが回りません。

【対処法・フットブレーキを強く踏みながらエンジンキーを回す】

オートマ車でもマニュアル車でも、フットブレーキを踏みながらエンジンキーを回しましょう。
この時、軽く踏み込む程度では安全装置が外れないので、力いっぱい踏み込む感じで強く踏みます。
フットブレーキが充分に踏まれていれば、スムーズにエンジンキーが回ります。

6. クラッチペダルで鍵が回らない場合の対処方法

ペダルが3つあるマニュアル車では、一番左のクラッチペダルもエンジンキーを回すための安全装置になっています。

クラッチペダルの原因と対処方法

【クラッチペダルで鍵が回らなくなる原因】

マニュアル車のクラッチは「動力伝達装置」と呼ばれ、エンジンが発生する動力をタイヤに伝える役割を持っています。
クラッチペダルはエンジンとタイヤを繋げたり切り離したりするもので、踏み込むと動力が切り離され、踏んでいなければ動力が繋がります。

エンジンをかける際にクラッチペダルを踏んでいないと、動力の伝達部品に急激な負荷がかかります。
これを防ぐため、クラッチペダルを踏んで動力を切り離した状態でないと、エンジンキーが回らない仕組みなのです。

【対処法・クラッチペダルをいっぱいに踏みこんでエンジンキーを回す】

マニュアル車の場合は、クラッチペダルを目いっぱい踏み込みながらエンジンキーを回しましょう。
オートマ車のフットブレーキと同じような操作ですが、なぜどちらも強く踏み込む必要があるのでしょうか?
それは、ほんの少しペダルを踏むだけで安全装置が解除されると、偶然足がペダルに触れた程度でもエンジンキーが回ってしまうからです。
機械類の安全装置は、「面倒な操作を意識して行うことで解除する」ものと覚えておいてください。

7. キーの異常で鍵が回らない場合の対処方法

ここまで説明したパターンに当てはまらなければ、車ではなく手持ちキーの異常を疑ってみましょう。
鍵はとても精密な仕組みなので、目には見えにくい些細な異常で回らなくなることがあります。

キーの異常で鍵が回らない原因と対処法

【キーの異常で鍵が回らなくなる原因】

鍵穴に刺して使うキーは、鍵穴内部の形状とピッタリ合うことで鍵を開ける仕組みです。
そのためキーが変形・破損していると、形が合わなくなることで鍵が回らない原因になります。
また、キーに付着したゴミや汚れが、異物として鍵の動作を妨げることもあります。

金属製で硬そうなキーも、長く使い続けることで負荷が溜まってくるものです。
さらには、同一箇所に負荷がかかり続けると金属疲労を起こし、曲がったり折れたりすることも珍しくありません。

【対処法1・キーのゴミや汚れを掃除する】

目視で変形や破損が確認できない場合は、まずキーの掃除を試してみましょう。
使い古した歯ブラシなどで、鍵山を中心にゴミや汚れを落としていきます。
この時にティッシュペーパーなど柔らかい紙を使うと、千切れた紙片が残ってしまうかも知れません。
できるだけ破れない強度の掃除用ペーパーなどを使い、布の場合は糸くずが残らないものを選びましょう。

【対処法2・鍵屋に鍵の修理や合鍵作成を依頼する】

自己メンテナンスで不具合を解決できなければ、プロの鍵屋に診断と解決を依頼しましょう。
素人目には判別しにくい小さな不具合を見つけられ、新しい鍵の作成も対応してくれます。

なお当社では、防犯上の観点からマスターキーの作成のみ承っております。
スペアキーの作成には対応いたしかねますが、マスターキーの変形・破損トラブルであれば、まずは当社にご相談ください。

8. ドアやシリンダーの問題で鍵が回らない場合の対処方法

車両の状態やキーが原因でなければ、鍵穴があるシリンダー部、または付近のドア部分が原因かも知れません。
シリンダーの不具合は、家の鍵やロッカーの鍵など多くの鍵で発生します。

ドア・シリンダー異常の原因と対処法

【シリンダーの異常で鍵が回らなくなる原因】

鍵穴がある円筒状の部品を「シリンダー」と呼びます。
二重の筒を重ねたような形状で、鍵穴がある内筒を回転させることでロックが外れる仕組みです。
このシリンダーに何らかの異常があると、内筒が回らなくなり鍵を開けることができません。
シリンダー異常の種類には、

◇外筒と内筒を貫くロックピンなど各種部品の摩耗や破損
◇潤滑剤切れによる動作不良
◇異物の混入による動作の阻害

が挙げられます。

二重の筒を貫くように刺さっているピンは、差し込んだキーの形に沿って動くことで引っ掛かりが外れる仕組みです。
このピンが摩耗・破損してしまうと、キーの形と合わなくなるのでロックが外れなくなります。
潤滑剤切れは、長く使っている鍵に多く見られるトラブル原因です。
鍵の内部構造はとても複雑で、防犯の関係上隠されていて見えにくいですよね。
そのため内部の状態がわかりにくく、潤滑剤が切れているといつの間にか部品がすり減ったり、摩擦で削れた金属粉が溜まったりします。
また、ゴミやホコリなどの異物が鍵穴に入り込み、内筒の回転やピンの動作を妨げることもあります。

【ドアの異常で鍵が回らなくなる原因】

車のドア鍵は、鍵自体の部品の他にドアロックの開閉部品が連結しています。
ドア自体に歪みや破損などの異常があると、シリンダーとドアロックの連結が上手くいかなくなり、鍵が回らないこともあります。

【対処法1・鍵穴専用の潤滑剤、または鉛筆の芯の粉で手入れする】

シリンダーに問題がありそうな場合は、潤滑剤を鍵穴に注入してみましょう。
ただし市販の潤滑剤を使う場合は、必ず「鍵穴専用」のものを選んでください。
一般の金属用潤滑剤は鍵穴内部で滞留・固着しやすく、トラブルの原因になるので避けましょう。
サラダ油など調理用油で代用することもNGです。

また、家にある「〇B」の鉛筆の芯の粉は、鍵用の潤滑剤の代わりになります。
鍵の出荷時には黒鉛粉末の潤滑剤が注入されますが、〇Bの鉛筆の芯にも多量の黒鉛が含まれているためです。
木屑などが混ざらないように注意し、細かい芯の粉だけをキーにまぶして数回抜き差ししましょう。

【対処法2・掃除機で鍵穴内部の異物を除去する】

対処法1の潤滑剤メンテナンスと一緒に、鍵穴の異物の除去も行うとより効果的です。
掃除機のノズルの先を鍵穴に押し当て、上下左右に細かく動かしながらやると吸い出しやすくなります。
この時ドア部分にノズルが当たってしまうと、傷を付けたり塗装が剥げたりする恐れがあります。
鍵穴周辺に布などを当ててカバーする、またはノズル先端をわずかに離すといった工夫が必要です。

【対処法3・鍵屋に依頼する】

「潤滑剤の補充と異物の除去を試しても、やっぱり鍵が回らない…」
こんな時は自力対処できる範囲を超えていますので、無理せず鍵屋に依頼するのがお勧めです。
ただしシリンダーではなくドアの異常が疑わしい場合は、鍵屋での対応は無理なのでディーラーに依頼してください。
長く乗っている車や事故歴・修復歴がある車は、ドアに異常がある可能性が高くなります。
反対に、比較的新しい車で事故修復歴がなければ、ドアの歪みよりもシリンダー異常が疑わしくなります。
多くの鍵屋は電話一本ですぐに駆け付けてくれますので、信頼できる業者を探して依頼しましょう。
安心できる業者を見分けるポイントは、以下を参考にして下さい。

◇電話相談時のヒアリングは、詳細で丁寧か?
 ⇒二つ返事で安請け合いする業者は要注意!
◇異様に安い最低料金ではなく、具体的な見積り料金を出してくれるか?
 ⇒提示金額が低すぎる場合、後で思わぬ高額請求をされることも!

上記のポイントをクリアしている業者は、安心できる優良業者の可能性が高いです。
返答に曖昧な部分があったり、適当な返事で誤魔化されたりする印象がある場合は、慌てて依頼せずに断るほうが安全です。

鍵のかけつけ本舗では、電話口でのご案内から現地対応まで、お客様にわかりやすく丁寧な対応・接客がモットーです。
作業前にお支払い総額を確定させ、ご承諾を頂いてから作業に着手いたします。

9. エマージェンシーキー(緊急時用キー)で鍵が回らない時の対処方法

本コラムでは基本的に、「鍵穴にギザギザキーを刺すタイプ」を想定して対処法をご紹介してきました。
ですが鍵穴を使うのは、従来型の鍵だけとは限りません。
近年主流のキーレスやスマートキーでも、トラブル時には緊急時用のギザギザ鍵「エマージェンシーキー」を使うことになるからです。

エマージェンシーキーが回らない原因と対処法

【エマージェンシーキーが回らない原因】

キーレスやスマートキーでは、電子部品が入っている鍵本体にエマージェンシーキーが内蔵されています。
電池切れや故障などで遠隔操作できないときに、一時的に取り出して使うための物理鍵です。
このエマージェンシーキーは、あくまでも「鍵の開閉機構を物理的に操作する」だけの役割しかありません。
キーレス・スマートキーには対応鍵の認証機能が付いており、一部車種ではエマージェンシーキーによるエンジン始動も、認証のための操作が必要になります。

【対処法・キー本体を近づけながらエマージェンシーキーを使う】

エマージェンシーキーでエンジンキーが回らない場合は、キー本体部を近づけながらキーを回してみましょう。
電池切れで鍵の開閉ができなくても、キーの登録情報の読み取りと照合は可能です。

エマージェンシーキーは滅多に使わないものなので、変形・破損することはまずありません。
そのため、ここに書かれた方法でもエンジンキーを回せない場合は、ディーラーに点検修理を依頼してください。

車の鍵が回らない原因と対処方法・まとめ

当コラムの最初の見出し「1. 鍵が回らない時の原因一覧」は、原因の特定や自力解決が簡単なものから順に記載しています。
エンジンキーが回らない場合は、まず「車両の状態による原因(エンジンキー)」の内容を一つひとつチェックしていきましょう。
ドアやトランクの鍵が回らない場合は、「鍵自体の不具合による原因(ドア・エンジン共通)」を参考にしてください。
潤滑剤を補充する、ゴミや汚れを取り除くメンテナンスを試してみて、それでも解決できなければ鍵屋かディーラーに依頼しましょう。
鍵のあらゆるトラブルは、日頃の扱い方やメンテナンスで発生リスクを抑えられます。
壊さないよう丁寧に取り扱い、潤滑剤の補充や掃除をマメにするのがお勧めです。
「原因の特定の仕方がよくわからない…」
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当社サイト・記事監修スタッフのご紹介

創業以来の鍵トラブル解決実績・累計12万件以上。
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【当社サイトのコンセプト】
これまで当社では、国産・外国産問わず多くの車両の鍵トラブルに関わってきました。
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当社のサイトでは、鍵の知識のみならず車の扱いに慣れていない方にも役立つよう、多彩で丁寧な情報発信を目指しております。
日常生活に欠かせない車は、運転方法だけでなく鍵の取り扱い方法も含めて、総合的な安全策を講じたいものです。
当社の情報をご参考に、安全で快適な毎日をお過ごしいただけましたら幸いです。

【記事監修者】
島田 宏幸(しまだ ひろゆき)
1964年生まれ。富山県出身。主任錠前技術者。
「鍵のかけつけ本舗」創業時より在籍している、まさに熟練のプロ職人。
ピッキングの早さと精度は社内でもトップレベル。
警察の捜査に伴う開錠や、金融機関における業務用金庫の開錠など、数多くの鍵トラブルの解決に貢献。
今も現役で現場作業に携わるほか、教育担当としても後輩社員の指導や育成を行っている。
趣味は釣り、料理。